環境負荷を低減する製品・技術開発

当社事業の強みでもあるオイルフリー技術や環境対応型塗装機器/設備製品を用いて、お客様の環境負荷低減に貢献していきます。

各国の環境規制に対応した塗装機器の開発

環境保全の先進国である欧州の塗料・塗装業界では「塗装に関する溶剤排出」において、厳しい法規制が施行されています。さらに、世界で最も厳しい塗装に関する法規制で知られえている米国カリフォルニア州の規制値をクリアした低圧スプレーガンを1990年に発売し新しい霧化技術を確立しました。そして今、環境保全の先進国の欧米をはじめ、世界のペインターにご満足戴ける性能と低飛散・高塗着効率の『低圧スプレーガンLPH形』、さらに塗料の水性化が進む欧州市場で2002年から販売している『水性塗料専門スプレーガンW-300WB/400WB』を2007年に日本国内で販売し、国内のお客様の環境配慮に貢献しています。

世界初のスプリット・ノズルが従来よりムダのない塗装を実現 世界初のスプリット・ノズルが従来よりムダのない塗装を実現
世界初のスプリット・ノズルが従来よりムダのない塗装を実現

オイルフリーコンプレッサで貢献する環境負荷の低減

空気圧縮機は⼯場や農場などあらゆる場所で使⽤される⼀般的な産業機械であり、エネルギー源として重要な存在です。どの産業においても必要不可欠だからこそ、地球環境に配慮した製品であることが重要だと考えています。
弊社が推奨しているオイルフリーコンプレッサは、文字通りコンプレッサオイルを使用しておりません。そのため、クリーンな圧縮空気を得ることができ、きれいな空気を求められる食品、飲料品、化粧品、医薬品製造関連や、医療・デンタル関連など幅広い分野で使用され、高い評価をいただいております。
⼀⽅で給油式コンプレッサの圧縮空気には油分が含まれているため、エアーを放出する際に製品や⼯場の床・設備だけでなく現場で働く人の体もオイルミストで汚染することになります。また、油分を含むドレンを適切に処理しなかった場合は土壌や河川・海などの環境汚染を引き起こしかねません。オイルフリーコンプレッサから排出されるドレンは、特別な廃水処理が不要(※)で環境にやさしく、コスト削減にも貢献します。
弊社は環境負荷の低いオイルフリーコンプレッサの性能向上と普及活動を通じて、お客様の企業活動における環境対応に貢献し、社会全体の環境負荷低減に寄与できるよう努めてまいります。

※ドレンを工業排水として廃棄するには、ドレンに含まれる油分が法律・条令で制定された値以下である必要があります。