例〉
同じワークを、網塗り塗装とスピンドル塗装での必要スプレー領域の面積を右図で比較説明できる。
ワーク(140×100×10)8個塗りを考える場合、ワーク間30mm、上下余裕30mmとして条件を合わせ(網塗りの左右オーバースプレー領域は50mmとする)、オーバースプレー領域の面積計算すると、
網塗り塗装 1285cm2
回転塗装 436cm2
面積比で約1/3に面積削減が出来る。
塗装機器 塗装装置:塗装ロボット
新・塗装ロボットシステム SWAN
回転塗装
なぜ、回転塗装により、
「薄く・速く・きれいに少ない塗料で仕上げる」
事が、出来るのか!
①オーバースプレー面積の削減
・オーバースプレー時間を削減
・オーバースプレー時の塗料使用量削減

②スプレーガンの距離・空気使用量

・塗着効率を上げる理想は、スプレーガンと
ワークの距離を極限まで近づけ、霧化・パターンエアーの空気使用量を削減する事が有効である。
・一般的なスプレーガン距離は、150~200mm程度であるが、新型スプレーガン開発により、80~120mm
の距離で125mmのパターンを実現。
また、スプレーガンの空気使用量が100L/min以下でワイドパターンが可能となり、塗着効率が向上した結果、
更なる塗料使用料の低減が可能となった。
ワークの距離を極限まで近づけ、霧化・パターンエアーの空気使用量を削減する事が有効である。
・一般的なスプレーガン距離は、150~200mm程度であるが、新型スプレーガン開発により、80~120mm
の距離で125mmのパターンを実現。
また、スプレーガンの空気使用量が100L/min以下でワイドパターンが可能となり、塗着効率が向上した結果、
更なる塗料使用料の低減が可能となった。
③複雑形状の塗装が可能(基本的に手に載るものは回転塗装が可能)
・複雑な形状のワークも回転させることにより、複雑な面がシンプルな面へと化し、高度なスプレー制御により塗料を薄膜で塗り重ねていくことで、どのような複雑な形状のワークも塗装可能となる。
回転塗装
・右回転するワークの右側(右図①)を狙えば、ワークの右側面のみ塗装することが出来き中央部を狙えば(右図②)、
正面部分の塗装が可能となる。
・回転するワークの内側(右図③)から塗装すればワークの裏側を塗装する事が出来る。
・右回転するワークの右側(右図①)を狙えば、ワークの右側面のみ塗装することが出来き中央部を狙えば(右図②)、
正面部分の塗装が可能となる。
・回転するワークの内側(右図③)から塗装すればワークの裏側を塗装する事が出来る。
