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給油式タンクマウントスクリューコンプレッサ”LRST”

「長く愛されるシリーズに」 給油式スクリューコンプレッサの新常識を築く開発関係者にインタビュー

 

LRST開発関係(左から開発担当:武田和樹マーケティング担当:高野博也)

 

LRSTシリーズはどのような経緯から企画されたコンプレッサなのでしょうか?

高野:私たちは、新しい技術を生み出すだけではなく広く普及させることに着眼し、製品コンセプトを作成しました。コンプレッサは工場内の様々な設備の駆動源となる圧縮空気を生成しているため、製造工場の消費電力の内2030%ほどを占めています。そのため、省エネ性の高いコンプレッサが求められていましたが、それに反比例するように導入コストが上がってしまう傾向がありました。今回のLRSTは、スクリュー圧縮機の機能をそのままに、レシプロ圧縮機のようなお手頃感を両立できないかという企画からスタートしています。

LRSTシリーズのスクリューコンプレッサはどのような特徴があるのでしょうか?

武田:最大の特徴はタンクマウント方式を採用しているという点です。別置きタンクがないので、狭い場所でも設置しやすいことが大きな利点になります。また、そのタンクにも大きな特徴があります。一つのタンクにオイルとエアを分離する機構と空気を貯蔵する機構を一体化しました。この構造には中国で特許を取った技術も使われており、当社の高い技術力が詰め込まれています。

他にも、最新の油冷電動機とインバータ制御を組み合わせ、電気代や整備面の手間を抑えられるといった利点もあり、ユーザさまに使用していただきやすい製品に仕上がったと自負しております。


—スクリューコンプレッサでタンクマウント方式を採用した機種の開発は初めての試みだったのでしょうか?

高野:今回のLRSTは、当社海外グループが販売していたものを原型としています。参考元の製品もコンスタントに月100台ほど売れている機種ですが、その売れ筋製品を日本市場向けにアップデートして、満を持して上市いたしました。



—具体的にどのような点をアップデートされたのでしょうか?


武田
日本のニーズに適合させるためにアップデートする際、最もこだわったのはメンテナンス性です。ユーザさまが煩わしいと感じるであろう、メンテナンスやアフターケアの負担を少しでも改善すべく、可能な限り工夫を施しました。具体的には、日常の点検におけるオイル補給口へのアクセスを鍵付きの小窓から行うことができるよう調整をしています。この部分は当初、製品の強度面で課題が残っており、製品化に至るまでに苦労した点でもあります。

また、上部カバーの開閉方法についてもこだわりました。保守・点検時には上部のカバーを開閉していただく必要がありますが、その際の取手の位置を正面に2つ設けたことで、少ない力での開閉が可能になっています。


 

LRSTの開発にあたって、モットーはありますか?

武田:ユーザさまの心に響く製品開発をモットーとして取り組んできました。LRSTは使えば使うほど良さを実感できる、そんな愛着を持ってもらえるような製品にしたいという想いを具現化しました。

高野:長く使用していただけるためにも、当然不具合はあってはなりません。「絶対に問題を起こさない」という気持ちで徹底的な品質の検証をおこないました。約6000時間、合計12台の実機をトライアルとして納めさせていただき、あらゆる環境で稼働試験を行いました。暑い、寒い、狭い、雨風が当たる、といったシーンを想定してテストをおこないましたが、いずれも問題はなく、ユーザさまには安心してご利用いただけると確信しています。

 

 
—今後の展望はありますか?

武田:私たちは、LRSTシリーズをユーザさまと一緒に育てていきたいと思っております。ユーザさまからいただけるご意見を最大限に製品に反映していきますので、今後ともLRSTシリーズにご注目いただけると嬉しいです。


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