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コンプレッサ スクロール:オイルフリータイプ

SLP Primeシリーズ

エアコンのような静けさ!?更なる静音性を実現した新型コンプレッサ開発の裏側に潜入!

新製品のSLP Primeシリーズを開発した市場要求マイナーチェンジチームの永田健人(ながたけんと)と志田悠輔(しだゆうすけ)にインタビューをしました!コンプレッサの静音化に成功するまでにさまざまな苦労があったそうです。
SLPとは、当社のオイルフリースクロールコンプレッサの形式です。

当社の開発担当者(左手前から、志田悠輔、永田健人)
 

-SLP Primeシリーズのコンプレッサは実際にどのような場面での活用が見込まれますか?

永田:従来のコンプレッサは、稼働する際の騒音や設置面積の関係で「コンプレッサ室」という集中管理施設を設けなくてはいけませんでした。今回のPrimeシリーズは従来のSLPのコンパクトな形を維持しつつ稼働音が静かになったことで、そのような専用の区画を設けなくてもコンプレッサを配置できるようになりました。これにより、スペースの確保が難しかった研究施設や医療現場での活用が見込めます。また、振動も従来モデルより20%抑えられているので、コンプレッサの近くでもストレスなく作業することができます!

志田:コンプレッサを一括で管理してしまうと、何か問題があったときにその場所に確認しに行かなくてはいけません。実際に地下にコンプレッサ室を設けているお客さまも多いので、作業している現場の近くにコンプレッサを設置できることでそのような煩わしさも解消できると考えています。お値段も少しだけ比例してしまっているのですが、価格以上の改良ができたと自負しています!

 

-Primeモデルは具体的にどのくらい静かになったのですか?

永田Primeシリーズは44dBという騒音値での稼働を実現しました。静かなエアコンの騒音値も44dBと言われているので、皆さんがご自宅でエアコンをつけているシーンを想像していただくとわかりやすいかもしれません。

志田:実際にどのくらい静かなのか、そばで作業していても気にならないかを確かめるために、1日中このコンプレッサの横でデスクワークをする試験もしました(笑)

永田:音や振動による心的ストレスは机上論では測れません。カタログスペックに拘りたくないという思いが強かったので、体を使って実践的なことをやってみました(笑)そばにいても全く気にならない音量で、特に作業に影響はなかったですね。

志田:逆に静かすぎてみんなの耳が肥えてしまいましたよね。最初はみんな静かさに納得していたのに、慣れてくると「ファンの音が気になるよね」という意見が出てきたんです。肥えた耳を使ってさらにそこから改良させていただきました!

 

-どのようにして静音性を実現したのですか?

永田: 今回は「さらなる騒音低減」という観点から製品の差別化を図ろうと、まずは「コンプレッサのどんな音が気になるのか」という原因を深く分析するところから始めました。

志田:どこからどのような音が発生しているのかを可視化させるために、協力会社さんの音源可視化システムを使わせていただきました。サーモグラフィーのように音の大きい箇所が一目でわかるような測定器です。

永田:そうして得られた結果を参考に静音性の研究を繰り返して、効率的な騒音低減の仕組みを実現しました!

志田:従来の洗練された機構の中で、改良できる幅を探すことには苦労しました。 研究課程の詳細はお話しできないのですが、実際に稼働している様子をご覧いただければ、どれくらい実験を繰り返したかがお分かりいただけると思います!だまされたと思って、比較動画も覗いていただけると嬉しいです(笑)

 

-今後の展望はありますか?

永田:今回のコンプレッサはオイルフリー2.2kWクラスの中で世界一の静音性を実現することができました。(20208月現在 当社調べ)今後も世界一のコンプレッサを市場に投入していきたいと考えております。

志田:今後は活用していただける業界を絞って、その分野の環境に特化した製品を開発していこうと考えておりますので、引き続き注目していただけると嬉しいです!

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