ワンランク上のめっき塗装システム『インジウムミラーコーティングシステム 』
導入製品:SWAN(塗装ロボット)
第3のめっき塗装『インジウムミラーコーティング』
めっき処理・めっき調スプレー塗装が抱える課題、SWANロボットが解決します!
インジウムミラーコーティングシステムとは
めっきによる表面処理は、大量生産とコストパフォーマンスに優れるため、多くの製品に採用されています。
しかし、近年の環境配慮の観点から、めっきに使用される成分の規制が各国で施行されています。
「めっき処理」の課題
- 環境規制への対応
- 大掛かりな設備の導入
- めっき層の厚みの均一性
めっき処理の課題を、インジウムミラーコーティングシステムが解決します!
ポイント① 環境問題に対応
インジウム塗料は、人体や環境への悪影響が懸念される六価クロム(RoHS指令などの規制)を使用していないため、作業者や周辺環境にとって安全です。
ポイント② 機能性抜群の塗料
電波透過性と耐久性に優れ、あらゆる素材に塗装可能。
また、トップコートのカラーバリエーションが豊富で、艶あり・マットなど他多彩な表現ができます。
ポイント③ 薄膜多重塗り
インジウム塗料の能力を発揮するためには、薄膜で塗装することが必須です。
薄膜多層塗りの塗装ロボットSWANだからこそ、安定した薄膜を実現します。
薄膜塗りによって塗装消費量も削減します。
「インジウムミラーコーティングシステム」の特徴
特長① 高機能塗料「インジウム塗料」の仕様
●電波透過性に優れた機能性塗膜
インジウム塗料は縞状構造膜を形成するため、自動車や電子機器に使われるミリ波を通すことができます。
これはSWANロボットによる超薄膜化だからこそ可能な技術です。
従来のめっき処理を採用できなかった製品(センサーが使用されるもの等)にも、めっき調の鏡面を施すことができます。
●あらゆる素材に塗布が可能
アンダーコートであらゆる素材への密着を高めます。
さらに、低い乾燥温度で硬化するため、樹脂製品にも塗装可能です。
【インジウム塗装プロセス】
アンダーコート→乾燥→インジウムミラーコート→乾燥→トップコート→乾燥
特長② 量産体制にも対応
コンベヤと移動ロボットを組み合わせることで、下塗りから乾燥までの全工程が自動化され、従来の着脱や治具替えの手間が不要になり、生産効率が飛躍的に向上します。
また、自動ライン化により作業工程のばらつきがなくなり、常に安定した品質を保つことが可能です。
省人化することでヒューマンエラーも削減できます。
特長③ 少ない塗料消費量
薄膜で塗る技術によって、従来の塗装方法に比べて大幅に塗料消費量を抑えることが可能です。