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湿式ブースの定期自主検査|水質・スラッジ・水位の確認手順

塗装ブース水槽の水質確認

水槽のpH値を確認します。

【確認項目】
・pH試験紙を使用し、pH値を確認します。
・※pHの推奨値は9~10です。
・※推奨値から外れる場合、pH調整剤にて値を調整してください。


特徴:液体の酸性・アルカリ性の度合いを色で判別できます。
使い方:試験紙を水槽の水に浸し、変化した色を標準色調表と比較してpH値を読み取ります。

pH試験紙
pH試験紙  
pH値を確認する道具です

ブース水槽内の塗料スラッジ確認

水槽のスラッジの状態やブース本体の付着の状態を目視にて確認します。

【確認項目】
・各構成部にスラッジが蓄積していないか
・スラッジを触って粘着性はないか
⚠️※エリミネータ、排気ファンのスラッジ確認は、必ず一次側電源をOFFにして実施ください。

■ 水槽のスラッジ確認

■ エリミネータのスラッジ確認 ※必ず一次電源をOFFにして実施

■ 排気ファンのスラッジ確認 ※必ず一次電源をOFFにして実施

■ 接水部のスラッジ確認

スラッジの回収の手間を削減「ブース処理剤」

スラッジを回収せずにそのまま放置してしまうと、悪臭やブースの腐食が早まる原因になります。腐食が進行すると、最悪のケースでは鋼板に穴が空いてしまいます。蓄積されているスラッジは随時回収しましょう。


スラッジに粘着性があり、回収が難しい場合は、専用の指定処理剤(スラッジキラー)や、1剤式で全ての効果が期待できる新ブース処理剤(VBX-S100)をご使用ください。
不粘着化することで、スラッジを凝集し清掃しやすくします。

スラッジキラーSK-5シリーズ 詳しくはこちら

管理の手間が大幅に削減されるブース処理剤VBX-S100 詳しくはこちら

ブース処理剤VBX-S100       
※新ブース処理剤「VBX-S100」

塗装ブース水槽の水位確認

湿式ブースは、間口により適正水位が決められています。付属しているU字マノメータを使用して水位を確認します。

【確認項目】
・ブースを始動させ、マノメータに表示される値が基準値か確認する。

※基準値は機種によって変わります。お使いの機種の取扱説明書をご確認ください。

U字管マノメータの正しい読み方と異常時の対策

塗装ブースの運転中、マノメータの左右の水位に差が生じます。
左側と右側の目盛りの差(高低差)を読み取り、基準値内にあるか確認してください。


読み方: (例)左の水位が「+50」、右の水位が「-50」の場合、水位差(液柱差)は 100 mm となります。
基準値: ※機種により異なります。取扱説明書をご確認ください


【基準値外の場合のチェックポイント】
値が低すぎる場合:塗料ミストをキャッチする力が落ちるため、ファンやブース内部が激しく汚れる原因になります。また、排気ダクトから屋外へ塗料ミストが排出されやすくなるため、速やかに適正水位へ調整(または給水)してください。
値が高すぎる場合: スラッジの堆積による通風路の詰まり、またはフィルターの目詰まりの可能性があります。

マノメータ

水位調整を自動化して手間を省く「自動給水システム」

水位は高すぎると「吸込み不良(風量低下)」を招き、低すぎると「捕集効率の低下」を引き起こします。
また、水位が低い状態では、塗料ミストを十分にキャッチできなくなるため、ファンやブース内部が汚れやすくなったり、ダクトを通じて屋外へミストが排出(飛散)されたりする原因となります。

自動給水システムを導入することで、これら故障や環境悪化のリスクを未然に防ぎ、水位管理の手間を大幅に削減できます。


自動給水システムについて詳しくはこちら

自動給水システム

定期自主検査:乾式・湿式ブース共通

定期自主検査:乾式ブース

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