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株式会社鶴岡高砂製作所 様

株式会社鶴岡高砂製作所 様
窒素発生装置 コスト削減 静音化 安定稼働 リスク回避

導入機種:SLP-220EFDM5

株式会社鶴岡高砂製作所 様

1950年創業以来、エネルギーを自在に制御するソリューションの提供を通じて、お客様と共に社会の持続的な繁栄・成長に貢献してきた株式会社高砂製作所様。その生産部門を承継し2025年4月に設立されたのが株式会社鶴岡高砂製作所様です。今回は、電源機器・通信機器のスペシャリストとして高い評価を得ている同社が、アネスト岩田のコンプレッサを選ばれた経緯について伺いました。

御社について教えてください

産業用の各種電源機器(作業用直流電源、双方向直流電源)と通信機器の開発から製造までを一貫して生産を行っています。売上の約7~8割を占める電源機器事業を主力とし、通信機器分野ではIPコンバーターなどをラジオ局に提供しています。設計・製造・保守をすべて社内で対応することで、迅速な対応と高品質を実現しています。標準機から特注対応まで、手のひらサイズの小型電源機器から高さ2mを超える大容量電源機器まで幅広いラインナップを取り揃えています。

株式会社鶴岡高砂製作所様
株式会社鶴岡高砂製作所の皆様
株式会社鶴岡高砂製作所様
電源機器と通信機器の一部

アネスト岩田のコンプレッサを選んだ経緯を教えてください

窒素ガス発生装置やリフロー炉は停止できない重要設備であり、エア供給が途絶えると生産が完全に停止してしまいます。今回採用した複数搭載型スクロールコンプレッサは、1台が停止しても他のユニットでエア供給を継続できるため、復旧性に優れ、生産の安定性を確保できます。また、常時フル稼働ではなく、余裕を持った機種選定を行っているため、この特長が当社の運用に適合しました。
さらに、設置スペースや搬入経路に制約があり、搬入口の高さや幅が問題となっていました。他社製品では条件を満たす機種がなく、この点も選定の重要なポイントとなりました。
過去にはオイル式コンプレッサを使用していた時期があり、オイル補給やフィルタの点検・交換を頻繁に行う必要がありました。これらの作業を怠った場合の品質リスクや保全負荷は懸念事項でしたが、今回採用したオイルレス構造のスクロール方式により、これらのリスクを大幅に低減できます。

今回採用したスクロールコンプレッサ
今回採用した複数搭載型スクロールコンプレッサ

コンプレッサをどのような工程に使用されていますか

工場内の建屋に設置しているコンプレッサは、基本的に1日8時間稼働しています。供給する圧縮空気は、窒素ガス生成に大量のエアを使用する窒素ガス発生装置や、基板表面実装システムの加熱工程で使用されるリフロー炉、基板搬送の昇降などに利用されています。
その他、エア圧着機や切断工具であるエアニッパー、修理戻り品の埃除去のためのブローにも圧縮空気を供給しています。特に、窒素ガス発生装置とリフロー炉は生産ラインの中核を担う重要設備であるため、エア供給の安定性は生産活動の継続に直結します。

窒素ガス発生装置
窒素ガス発生装置
リフロー炉
リフロー炉

導入後の効果を教えてください

近年、東北地方でも夏場の気温が非常に高くなり、コンプレッサ室では換気のために扉を開放せざるを得ない状況が続いていました。その結果、近隣作業者への騒音問題が発生し、さらにコンプレッサ本体では高温アラームが頻繁に作動し、対応に苦慮していました。
今回のコンプレッサ新規導入に際し、設備全体を見直し、排気ダクトの新設や排熱再吸入の防止など設置環境の改善を実施しました。その結果、老朽化による停止やアラーム頻発、夏季の高温アラームを解消し、長期的な安定稼働を実現しました。

今後の取り組みについて教えてください

鶴岡高砂製作所では、電源分野だけでなく、幅広い業種に向けた事業展開を目指しています。高品質な製品と技術力をより多くの企業に知っていただき、当社ビジョンであるゼロエミッション社会の実現に向け、お客様とともに社会の持続的な繁栄・成長に貢献して参ります。

お客様プロフィール

                
会社名 株式会社鶴岡高砂製作所
所在地 〒997-0011 山形県鶴岡市宝田三丁目14−24
TEL 0235-23-1151(代表)
事業内容 電源機器、情報通信機器、制御通信機器などの製造
URL https://www.takasago-ss.co.jp/ 外部リンク

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