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検査工程へのご提案

検査工程へのご提案

三次元測定機における完成品の精度計測(モニタリング)

三次元測定機とは、計測器の一種であり、立体を三次元的に計測できる装置。

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●三次元測定器の軸ガイド部

X軸、Y軸ガイドにエアベアリングが使用されています。
このエアベアリングにはクリーンな圧縮エアを必要とします。

  • 油分の無いクリーン度の高い圧縮エア供給が必要(エアベアリングへの圧縮空気供給)
  • 0.5Mpa以上の圧力を必要とする(工場のライン圧力が低い場合、増圧する必要がある)
  • 100~200L/min前後の消費空気量

●エアベアリングについて

圧縮エアはエアベアリングの多穴板を通過し、ガイド面へ送られます。ガイド面とエアベアリングとの間に薄い空気層を作ることで、摩擦のない駆動を可能とします。
ちなみに三次元測定機一台あたり約14~15個のエアベアリングが付いており、故障した場合一台で4~5万円かかるといわれています。さらにはエアベアリングの故障によりガイド面が摩耗した場合、数十万円では済まないケースが見受けられます。

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Q.こんな課題があります

①圧縮エアの品質

  • 給油式コンプレッサから送られてくる『オイル混じりの』工場エアを供給される事が多い
  • 圧縮エアの中にオイルが含まれ、三次元測定機に付属するフィルターにて除去される事が一般的

【トラブル例】

エアベアリングの『多孔板』がオイルによって「目詰り」しやすい環境下にあり、エアベアリングパッド、ガイド部に不具合が生じる事がある。

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②圧縮エアの脈動

省エネを推進するために『工場エア』圧力を下げ、0.5Mpa以上の安定した圧力を供給する事ができず、0.5Mpa以上にエア圧力を増圧する手段として『空気駆動式増圧弁』が使用されている例が多い。

【トラブル例】
①「空気駆動式増圧弁」を経由する事で、供給エアが『脈動してしまう』ため精度に影響が出る。
②「空気駆動式増圧弁」駆動の為の動力コストがかかり過ぎる。

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A.このような解決策があります

①圧縮エアの品質

オイルフリースクロールコンプレッサの単独設置を御提案いたします!

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  • 油分の無い、クリーンエアの供給が可能です。
  • 低振動、低騒音なので測定室の側に設置しても騒音、振動が気になりません。
  • 測定機専用とする事で、生産ラインが停止している際にも、生産用コンプレッサを運転する必要がありません。
  • 測定工程が「ライン」となっている大規模な工場様の場合、複数台数搭載モデル(5.5kW以上)を御採用頂く事により、バックアップ機能が有効となり、より安心性を高める事ができます。

②圧縮エアの脈動

工場エアを増圧する必要がある場合にはオイルフリーブースターコンプレッサが最適です

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  • 増圧弁と比較して脈動が少ない圧縮エアを安定して送る事ができます。
  • 増圧弁のようなエアロスが殆どなく、圧縮エアを無駄にしません。
  • 増圧時の騒音、振動が気になりません。

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