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スクロールコンプレッサの日常点検

コンプレッサやエア経路の異常は、ビジネスを継続させるためには未然に防がなくてはなりません。
また製品が消耗した状態での利用は電気代やオイルのコストがかさみ、見えづらい形でコストがかかっているかもしれません。
本ページを参考にしていただき、皆様のビジネスの発展にお役立てください。
※当ページはモデル機種(SLP-07EE)の点検項目につき、ご利用の機種によって点検項目・期間は異なります。お手持ちの取り扱い説明書をご参照ください。
取扱説明書はインターネット上でもご覧いただけます。(旧モデルはインターネット上に公開していない場合があります)

定期的に点検をしましょう

次の点検項目を定期的に実施してください。定期的な定期整備を怠ると重大な事故(死亡または重症、物的損害など)の恐れがあります。

保守・点検項目一覧表

次の点検項目を下記期間で実施してください。
表に掲げた点検期間は、年間平均周囲温度が30℃以下の場合での推奨期間です。
過酷な条件下で使用する場合は、点検時期を早めてください。
平均気温が5℃上昇の場合、表の0.7倍の期間をめやすに点検してください。
点検整備基準は、保証期間とは異なります。
点検・整備は、運転時間または期間のいずれか早い方を基準に実施してください。
詳しくは取扱説明書をご参照ください。
※当ページはモデル機種(SLP-07EE)の点検項目につき、ご利用の機種によって点検項目・期間は異なります。お手持ちの取り扱い説明書をご参照ください。取扱説明書はインターネット上でもご覧いただけます。(旧モデルはインターネット上に公開していない場合があります)

  • 点検整備基準は、保証期間とは異なります。
  • ○は点検、●は交換を示します。
  • ※印の内容は、お客様自身で対応することが難しい内容です。お買い求めの販売店または当社支店・営業所・お客様相談室にご連絡ください。
  • 点検・整備は運転時間または期間のいずれか早いほうを基準に行ってください。
  • 吸込フィルタは消耗品ですので、保証期間中でも有償となります。交換に備えて前もってご用意されるようお薦めします。
点検整備基準
点検項目 毎日 400時間毎
2か月毎
2000時間毎
1年毎
8000時間毎
4年毎
16000時間毎
8年毎
1.異常音・異常振動
2.換気扇 〇※ ●※
3.吸込フィルタ
4.吸気口
5.安全弁
6.ナイロンパイプ ●※
7.電磁開閉器 ●※
8.電動機 絶縁 〇※ ●※
9.温度センサ ○※
10.圧力センサ ○※
11.逆止弁 ●※
12.電子スイッチ ●※
13.コンプレッサ本体交換 ●※

ご注意事項

法令により、事業者は使用開始後1年以内毎に1回、空気タンクの点検事項を自主点検し、その結果を最低3年間は記録保存しなければなりません。空気タンクの容量が40L未満の場合は、法的義務はありませんが、安全上から実施してください。10年を過ぎて使用する場合、錆による内部の減肉点検を推奨します。期間は環境により異なります。

その他消耗部品についても、点検整備時に異常があれば新品と交換してください。基本的には、4年毎に無条件に交換してください。

換気扇

回転が円滑であることを確認。

異常あれば交換。

吸込フィルタ

清掃

・吸込口のカバーを外して、中の吸込フィルタを取り出します。
・エアーガン等によりエアを吹きつけ、粉塵を吹き飛ばしてください。
・吸込フィルタの汚れがひどい場合は、交換してください。
・吸込口のカバーの内側もゴミが付着していれば、エアで吹き飛ばして清掃をしてください。
・本体にねじ込まれている吸込口の本体は外さずないでください。
もし吸込口の本体の内部に汚れがある場合は、柔らかい布で拭き取って清掃してください。
この時、本体内部にゴミが入らないように注意してください。

吸気口

清掃

安全弁

作動点検

ナイロンパイプ

ひび割れ・硬化があれば交換

電磁開閉器

点検・交換

電動機 絶縁

点検・交換

異常あれば交換

温度センサ

抵抗値確認

異常あれば交換

圧力センサ

作動確認

表示値確認
異常あれば交換

逆止弁

交換

電子スイッチ

交換

配管部品(接続管、樹脂チューブ、ゴムホース、防振ゴム)

硬化、ひび割れなどを点検します。

ゴム・樹脂チューブは4年毎に交換してください。

お問い合わせ

修理やメンテナンスに関するご相談を承ります。
トラブルシューティングで問題が解決しなかった場合は、以下のフォームよりお問い合わせください。

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