ガス置換・回収での真空用途ご提案
ガス置換・回収での真空用途ご提案
様々な製品にガス置換・回収の技術は利用されています。
【自動車・電子機器・ガスボンベ・エアコン など】
ガス置換・充填とは
ガスや気体を容器に封入する際に、あらかじめ真空引きをし、内部の気体を除いた後に、予定のガスや液体を充填する方法です。
ガス回収とは
高価なガスや環境に悪いガスは大気に漏らさず回収する必要があり、その際に真空ポンプを使用して回収する方法です。
こんな課題があります
油回転ポンプの排気には油が混ざる
油回転ポンプの排気には油が混ざり、回収したガスに油が混ざってしまい、再利用ができなくなってしまいます。
ヘリウムや絶縁ガスなどの回収には、油を使用していないスクロールポンプが最適です。
油回転ポンプはオイルが逆流する恐れがある
油回転式真空ポンプは内部に油が充填されています。
イニシャルコストが低く非常に優れているポンプですが、排気口からの油煙により、作業環境を汚染してしまいます。
また、突然のポンプ停止時に真空容器へ油の逆流が発生することがあります。さらに運転時に油を排出するため、定期的な給油・交換作業が必要です。
オイルフリー真空ポンプで解決できます
油煙による作業環境の汚染・油の消費がない
油を使用していないオイルフリー真空ポンプなので、油煙の発生はありません。
また、給油作業から解放されるので保守点検の作業費・部品費の削減に貢献します。
クリーンな回収で再利用が可能
スクロールポンプは排気経路に油を含まないので、回収したガスに油分が含まれず、クリーンな状態で回収することが可能です。
また、操作ミスや突然のポンプ停止時に起こる油の逆流などの心配も無用です。
コスト比較例
500L/minクラスのポンプを1日8時間、3年間使用した場合、これだけのコストメリットがあります。
油代だけでも3年間で約11万円!!
この費用がありません!
※油の交換頻度は、給油週1回、交換月1回として計算しています。