真空機器のよくあるご質問

液体は吸引しないでください。トラップ・チラーを使用して、真空ポンプ吸引前に除去ください。

当社では取り扱っておりません。専門メーカーにご相談ください。

可能ですが必ずエアーフラッシュ運転を行いながら運転をしてください。
また水蒸気排気量を超えての運転は到達圧力に達しませんのでご注意ください。
ただ、液体を含む空気を吸引することはできません。液体を吸引する可能性がある場合は、装置と真空ポンプの間にチャンバーを設ける等の処置で直接の液体吸引を避けてください。
注意点としまして、エアーフラッシュを使用する際は排気音が大きくなること、真空ポンプ停止時に空気と一緒にポンプ内部のゴミなどが装置側に逆流するので仕切弁を吸気口側に取り付けることを推奨します。
またポンプ内部に液体が残留していると起動時にスクロールがロックする可能性があります。運転後は大気開放運転し内部の水分を排出することを推奨します。水蒸気を排気した場合はメンテナンス間隔が短くなることがあります。オプション品で水分離サイレンサがあるので合わせて取り付けをご検討ください。

排圧は大気圧で運用ください。
排圧が大気圧よりも高いと真空ポンプ内部の圧力バランスが崩れ異常加熱、チップシールの異常摩耗に繋がり早期故障の恐れがあります。大気圧より低い場合は、動力が上昇し過負荷による保護装置の作動、内部温度の上昇、摩耗促進の恐れがあります。